Linux上でメールを読み書きしたり、メールの送信をするのに「mail」コマンドを使います。メールの一覧表示やメールの送信など、一通りの作業は、このコマンドで実行できます。また、シェル内でメールを送信する必要がある場合などには、この「mail」コマンドを使用すれば簡単に実装できます。
メールを読む
Linuxサーバにログインするとよく「You have new mail.」こんなメッセージを見ると思います。このメッセージが出ている時は、新着メールがある時です。内容を確認するには、「mail」コマンドを実行します。このコマンドが使えないときは、「mailutils」パッケージをインストールします。
user01@debian:~$ mail "/var/mail/user01": 10 messages 1 new 1 unread >R 1 user02 Tue Jun 17 11:10 18/584 Test1 U 2 user02 Tue Jun 17 11:25 17/560 Test2 N 3 user02 Tue Jun 17 11:40 15/539 Test3 &
「>」が先頭にあるメールが現在選択中のメールです。一覧の意味は、次の通り。
- メールの状態:新着(N)、未読(U)、既読(R)、セーブ済み(S)
- メール番号
- 送信者名
- 送信時刻
- メールの行数/文字数
- メールの題名(Subject)
「&」のあとに読みたいメールの番号を入力し、[Enter]を押します。
user01@debian:~$ mail "/var/mail/user01": 10 messages 1 new 1 unread >R 1 user02 Tue Jun 17 11:10 18/584 Test1 U 2 user02 Tue Jun 17 11:25 17/560 Test2 N 3 user02 Tue Jun 17 11:40 15/539 Test3 & 1 To:Subject: Test1 From: user02 Date: Tue, 17 Jun 2008 11:10:14 +0900 Testmail to user01 from user02. &
メールの内容が、複数ページの場合は、スペースキーで次ページに移ります。次のメールを読むには、「n」を入力、前のメールに戻るには、「-」を入力します。
メールを書く
「mail」コマンドを使ってメールを送る場合、「mail 宛先アドレス」のようにあて先のメールアドレスと共に実行するか、コマンド実行後、「&」のあとに「m 宛先」と入力すれば、メール作成開始です。
user01@debian:~$ mail user@hoge.co.jp Cc: Subject: Test Send to Testmail from user01 . &
上から順番に、「Cc:」の後には、ccで送る宛先を入力します。ccしない場合は、何も入力しないで[Enter]を押します。「Subject:」には、件名を入力します。入力後、[Enter]を押します。最後に、メール内容を入力します。終了するには、改行後、「.」を入力し[Enter]を押します。以上で送信完了です。
サブコマンドまとめ
「mail」コマンド実行後、&のあとに入力するコマンドの一覧です。
| コマンド | 動作内容 |
|---|---|
| メール番号(数値) | 指定した番号のメールを表示します。 |
| n | 次のメールを表示する。 |
| - | 前のメールを表示する。 |
| p | 現在選択中のメールを表示します。 |
| h | メールの一覧を表示します。先頭に「>」が表示されているメールが現在選択中のメールです。 |
| m 宛先 | 宛先にメールを送信します。 |
| r | 現在選択中のメールに返信します。 |
| d (メール番号) | 現在選択中のメールを削除します。メール番号を指定した場合、その番号のメールが削除されます。 |
| u | メールの削除を取り消します。削除したメールを選択後、実行します。(一覧には、見えなくてもメール番号を指定すれば削除されたメールを選択できます。) |
| q | 変更を保存し、mailコマンドを終了します。 |
| x | 変更を保存しないでmailコマンドを終了します。(メールの削除も保存されません。) |
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